鎌倉の人気観光スポットのひとつ、長谷寺を訪れるにあたって、何分で回れるのかな?と旅行プラン立てる時に気になりますよね。
この記事では、長谷寺の観光時間や所要時間の目安、混雑する時期と空いている時間帯の違いなどを詳しく解説します。
初めて訪れる方でも無理のないプランが立てられるよう、拝観エリアごとの回り方のコツや注意点もまとめました。
また、鎌倉駅からのアクセス方法や徒歩での移動時間、高徳院(大仏)との観光の組み合わせについても紹介しています。
効率よく観光したい方に向けて、半日コースのモデルプランも掲載していますので、ぜひ参考にしてみてください。
- 鎌倉 長谷寺の標準的な観光所要時間がわかる
- 混雑時とオフシーズンの観光時間の違いが理解できる
- 鎌倉駅から長谷寺や高徳院(大仏)へのアクセス方法がわかる
- 効率よく長谷寺と大仏を巡る観光モデルコースが把握できる
鎌倉 長谷寺は何分で回れる?所要時間を解説

- 所要時間はどれくらい?
- 見どころと回り方のコツ
- 混雑時とオフシーズンの所要時間の違い
- 長谷寺の料金(拝観料)
所要時間はどれくらい?
鎌倉の長谷寺を観光するには、平均して約60分程度を見込んでおくと安心です。
拝観受付から本堂の十一面観音像を参拝し、庭園を散策、さらに展望台での眺望を楽しむ流れが一般的なコースとなります。
特に「眺望散策路」や「観音ミュージアム」も回る場合は、さらに30分ほど追加する必要があります。
季節や混雑具合によっても変動はありますが、標準的なプランでは1時間前後と考えるのが妥当です。
また、紫陽花シーズンやイベント開催時には、所要時間が大幅に伸びることがあるため、余裕を持ったスケジュールを立てると安心です。
見どころと回り方のコツ
長谷寺の見どころは、大きく分けて「十一面観音菩薩像」「あじさい路」「良縁地蔵」「展望台」の4つです。
順番としては、拝観受付から「放生池」を通り、左回りに「良縁地蔵」や「地蔵堂」を巡りながら「観音堂」へ向かうのが自然な流れです。
その後、「観音ミュージアム」を訪れ、「眺望散策路」で海を眺めつつ散策するコースが一般的です。
拝観開始時間の直後や、平日の午前中に訪れると、比較的人が少なく、スムーズに各スポットを回ることができます。
特に「あじさい路」は人気が高いため、早い時間帯に回るのがポイントです。
休憩を挟むなら、境内の「海光庵」で軽食や甘味を楽しむのもおすすめです。
混雑時とオフシーズンの所要時間の違い
長谷寺の所要時間は、混雑時とオフシーズンでは大きく異なります。
混雑する紫陽花シーズン(6月頃)や連休期間中は、あじさい路の入場待ちが発生し、散策だけで2時間以上かかる場合もあります。
特に土日祝は、拝観券を購入するだけでも並ぶことがあるため、全体で3時間程度かかることも珍しくありません。
一方、オフシーズンや平日の午前中であれば、待ち時間なしでスムーズに回れることが多く、1時間から1時間半ほどで観光を終えることが可能です。
混雑を避けたい場合は、6月を除く春や秋の平日、もしくは開門直後を狙うのがおすすめです。
紫陽花シーズンは、こちらの「鎌倉 紫陽花の見頃は?いつからいつまで楽しめるか解説」の記事も参考にしてください。

長谷寺の料金(拝観料)
長谷寺の拝観料は、大人(中学生以上)400円、小学生は200円です。
この料金には、境内の主要施設(本堂、庭園、眺望散策路など)への入場が含まれています。
ただし、特別な行事やイベント期間中に限り、別途料金が発生する場合もありますので、訪問前に公式サイトで確認しておくと安心です。
なお、胎内巡りがある高徳院(鎌倉大仏)とは別の施設ですので、そちらを訪れる場合は別途拝観料(300円)が必要です。
長谷寺ではクレジットカードや電子マネーも利用でき、現金を持ち合わせていなくても拝観券を購入しやすいのが便利なポイントです。
鎌倉 長谷寺は何分で回れる?アクセスも紹介

- アクセス方法まとめ
- 鎌倉駅から長谷寺 徒歩移動の所要時間
- 長谷寺から高徳院(大仏) 徒歩移動の所要時間
- 鎌倉大仏 拝観料も合わせてチェック
- 効率よく巡るためのモデルコース紹介
アクセス方法まとめ
鎌倉の長谷寺へは、公共交通機関を利用するのが便利です。
主なアクセス方法は、JR横須賀線「鎌倉駅」から江ノ電(江ノ島電鉄)に乗り換え、「長谷駅」で下車するルートです。
江ノ電「長谷駅」から長谷寺までは徒歩約5分と近く、迷う心配もほとんどありません。
また、バスを利用する場合は、鎌倉駅東口から京急バスで「長谷観音」バス停まで行き、そこから徒歩5分となります。
ただし、観光シーズンは道路の混雑が激しいため、バスよりも江ノ電の利用が推奨されています。
駐車場も用意されていますが、普通車は30台と台数に限りがあり、混雑時には満車になることが多い点に注意が必要です。
鎌倉駅から長谷寺 徒歩移動の所要時間
鎌倉駅から長谷寺まで徒歩で向かう場合、所要時間は約25分から30分です。
鎌倉駅西口を出て「御成通り」を抜け、由比ヶ浜通りを真っ直ぐ進むルートが一般的です。
道中にはカフェや雑貨店が点在しており、観光気分を味わいながら歩けるのが魅力です。
ただし、休日や観光シーズンは道が混雑するため、徒歩移動の時間に余裕を持って行動することをおすすめします。
徒歩移動は、鎌倉の街並みを楽しみたい方や、軽い散策を兼ねたい方にぴったりの選択肢です。
長谷寺から高徳院(大仏) 徒歩移動の所要時間
長谷寺から高徳院(鎌倉大仏)へは、徒歩で約10分です。
長谷寺を出て長谷通りを西へ向かい、道なりに進むと高徳院に到着します。
途中には食事処やお土産店も多く、寄り道しながらの移動も楽しめます。
道は平坦で歩きやすく、案内標識も整備されているため、道に迷う心配はほとんどありません。
ただし、混雑する時期は周辺道路も歩行者で混み合うため、歩くペースが遅くなることもあります。
鎌倉大仏 拝観料も合わせてチェック
高徳院の鎌倉大仏を拝観する場合、拝観料は大人300円、子供(小学生以下)は無料です。
また、希望すれば大仏胎内拝観も可能で、こちらは別途20円の料金が必要です。
胎内拝観では、内部の鋳造技術を間近で見ることができ、貴重な体験となります。
ただし、胎内は狭いため、混雑時は順番待ちになることがあり、スムーズに見学できない場合もあります。
拝観時間は季節によって異なり、4月から9月は8:00~17:30、10月から3月は8:00~17:00までとなっています。
閉門15分前には入場が締め切られるため、訪れる際は時間に注意してください。
効率よく巡るためのモデルコース紹介
鎌倉 長谷寺と鎌倉大仏をスムーズに観光するために、以下のモデルコースを参考にしてください。
- JR鎌倉駅から江ノ電に乗り、「長谷駅」で下車(約5分)
- 電車は混雑する時間帯を避けるのがおすすめです
- 長谷駅から徒歩約5分で長谷寺に到着
- まず本堂の十一面観音像を参拝
- 眺望散策路やあじさい路を巡り、展望台から由比ヶ浜の絶景を楽しむ
- 滞在時間の目安:約1時間
- 長谷寺から高徳院までは徒歩約10分
- 道中にはカフェや土産店が多く、散策気分で移動できます
- 拝観料300円を支払い、鎌倉大仏を見学
- 胎内拝観を希望する場合は、別途20円を支払って内部見学も可能
- 滞在時間の目安:約30分
- 時間に余裕があれば、徒歩で由比ヶ浜へ向かい海辺の散策
- または、長谷駅から江ノ電に乗って鎌倉駅へ戻り、小町通りで食べ歩きを楽しむのもおすすめです
この流れで巡ると、全体で約3時間程度を見積もっておくと、無理なく観光を楽しめます。
余裕を持ったスケジュールを立てることで、鎌倉らしい穏やかな時間を満喫できるでしょう。
まとめ:鎌倉 長谷寺は何分で回れるかポイント
- 鎌倉 長谷寺の所要時間は標準で約60分
- 観音堂・庭園・展望台を一通り巡る流れが基本
- 観音ミュージアムも見る場合はプラス30分
- 紫陽花シーズンは2時間以上かかることもある
- 平日午前中は比較的空いていて効率的
- 料金は大人400円、小学生200円
- クレジットカードや電子マネー決済も対応
- 鎌倉駅から江ノ電で長谷駅まで約5分
- 長谷駅から長谷寺までは徒歩約5分
- 鎌倉駅から徒歩移動も可能で所要約25~30分
- 長谷寺から高徳院(大仏)までは徒歩約10分
- 高徳院の拝観料は大人300円、胎内拝観は20円
- 鎌倉大仏の拝観には閉門15分前までに入場が必要
- 効率よく回るなら3時間程度を想定する
- 由比ヶ浜や小町通りの立ち寄りも組み込みやすい