御船山楽園は佐賀を代表する紅葉の名所。紅葉の見頃は11月中旬から12月上旬で、園内ではモミジやイロハカエデが美しく色づきます。
この時期には紅葉まつりが行われ、昼の紅葉だけでなく夜のライトアップも楽しめます。
ふりむき坂やひょうたん池の逆さ紅葉など見どころも多く、アクセスもJR武雄温泉駅や車で便利です。
この記事では御船山楽園の紅葉の見頃や紅葉まつり、ライトアップ、アクセス情報をまとめます。
- 御船山楽園の紅葉が見頃となる時期
- 園内でおすすめの紅葉スポット
- 紅葉まつりやライトアップの内容
- アクセスや宿泊など観光に役立つ情報
御船山楽園の紅葉シーズンと見頃時期

- 見頃は11月中旬から12月上旬
- 今の紅葉状況
- 特徴と見どころ
- 紅葉まつり・ライトアップ
見頃は11月中旬から12月上旬
御船山楽園の紅葉は、例年11月上旬から色づき始め、11月中旬から下旬にかけて特に鮮やかになります。
12月初旬まで楽しめますが、見頃のピークは11月15日前後と考えられます。
なぜこの時期かというと、御船山の冷え込みが進むことでモミジやイチョウの色づきが一気に深まるからです。
園内には約500本のモミジやイロハカエデが植えられており、赤や橙のグラデーションが庭園全体を彩ります。
特におすすめのスポット
- 樹齢170年を超える大モミジ
- ツツジ谷の紅葉トンネル
- ひょうたん池に映り込む「逆さ紅葉」
ただし、年によって気温や天候に差があるため、12月上旬には落葉が進んでしまう場合もあります。
訪れる際は、できるだけ11月中に予定を立てると安心です。
今の紅葉状況
御船山楽園の色づき具合は、複数の公式情報を確認するのがおすすめです
御船山楽園では公式サイトや観光協会のページで最新情報を発信しています。
主な確認先
御船山楽園では公式サイトや観光協会のページで最新情報を発信しています。
特にライトアップイベント「たまゆらの夕べ」の期間中は、日ごとの様子が写真付きで紹介されることもあります。
これらをチェックすれば、色づき始めから落葉までの様子をリアルタイムで把握できます。
ただし、SNSは個人の感想に左右される場合があるため、公式情報と合わせて見ることをおすすめします。
特徴と見どころ
御船山楽園の紅葉は、広大な庭園と御船山の自然を背景に楽しめるのが大きな特徴です。
15万坪に広がる園内にはイロハカエデやヤマモミジ、イチョウ、ドウダンツツジが植えられ、多彩な色合いの紅葉が鑑賞できます。
見どころ
- 樹齢170年の大モミジは、御船山楽園を象徴する存在
- ツツジ谷では紅葉のトンネルが広がり、散策に最適
- ふりむき坂は坂道越しに鮮やかな紅葉が広がるビューポイント
- ひょうたん池では「逆さ紅葉」と呼ばれる水面への映り込みが楽しめる
これらのスポットを順に巡ると、紅葉の色彩変化や景観の奥行きを味わえます。
ただし、園内は起伏が多いため、歩きやすい靴で訪れるのがおすすめです。
紅葉まつり・ライトアップ
御船山楽園では、毎年11月から12月にかけて紅葉まつりが開催されます。
昼間は自然光に照らされた鮮やかな紅葉を、夜はライトアップで幻想的な雰囲気を体験できます。
開催情報
- 実施期間:2025年11月6日(木)~12月7日(日)
- 時間:昼 8:00〜17:30 / 夜 17:30〜22:00
- 入園料:昼または夜 大人 600円・小学生 300円 / 昼夜共通 大人 900円・小学生 400円
特にライトアップイベント「たまゆらの夕べ」は、日本最大級ともいわれる規模です。
ポイント
- 約4万坪の庭園が一斉に照らされるダイナミックな演出
- 池に反射する「逆さ紅葉」が昼とは異なる趣を見せる
- マジックアワーやブルーモーメントに浮かぶ御船山の稜線
昼と夜では全く違う景観になるため、両方を楽しむ価値があります。
ただし夜間は混雑しやすいため、余裕を持った時間設定や防寒対策を心掛けると安心です。
御船山楽園の紅葉シーズンと見頃の観光情報

- アクセス・シャトルバス
- 御船山楽園ホテルに宿泊して紅葉観賞
- 周辺のおすすめ観光スポット
- 佐賀・紅葉の名所と見頃
アクセス・シャトルバス
御船山楽園へは公共交通と車の両方で訪問できます。
【電車で訪れる場合】
- JR佐世保線「武雄温泉駅」からバスで約10分
- 土日祝日は駅北口から無料シャトルバスが運行
【車で訪れる場合】
- 長崎自動車道「武雄北方IC」から約10分
【駐車場について】
- 無料駐車場(500台収容可能)
- 大型バス用スペースあり
- 紅葉シーズンは臨時駐車場も用意
園内を結ぶシャトルも運行されますが、混雑する時間帯は早めの到着がおすすめです。
御船山楽園ホテルに宿泊して紅葉観賞
御船山楽園ホテルに宿泊すると、紅葉の季節をより深く味わえます。
宿泊者は紅葉まつり期間中も入園料が無料となり、昼と夜の両方で庭園をじっくり楽しめるのが大きな魅力です。
時間を気にせず園内を散策できるため、昼の鮮やかな紅葉と夜のライトアップの両方をゆったり鑑賞できます。
ホテルの魅力
- 温泉付きの客室でリラックスできる
- 夜間限定の「茶屋BAR」で幻想的な雰囲気を味わえる
- 地元食材を活かした料理が楽しめる
また、隣接する高級旅館「竹林亭」では数寄屋造りの落ち着いた空間と、季節感あふれる会席料理を楽しめます。
どちらも御船山楽園の紅葉を満喫するのに適しており、日帰りでは味わえない贅沢な時間を提供してくれます。
紅葉観賞を中心とした旅を計画するなら、宿泊を組み合わせる価値があります。
周辺のおすすめ観光スポット
御船山楽園の周辺には、紅葉狩りとあわせて立ち寄りたい観光スポットがあります。
御船山楽園から車で約10分の距離にある武雄温泉は、開湯1300年の歴史を持つ名湯です。
楼門と呼ばれる朱色の門がシンボルで、観光スポットとしても人気があります。
日帰り入浴施設や旅館も豊富にあり、紅葉狩りの後に立ち寄れば疲れを癒せます。
庭園と温泉の組み合わせは、武雄観光の定番コースです。
御船山楽園から徒歩10分ほどの武雄神社には、樹齢3000年を超える大楠があります。
幹回りは20メートル以上あり、日本有数の巨木として訪れる人を圧倒します。
境内は静かで落ち着いた雰囲気に包まれており、紅葉シーズンには木々が鮮やかに色づきます。
自然と歴史を一度に体感できるスポットです。
車で5分ほどの距離にある日本庭園「慧洲園」は、江戸時代から続く鍋島家ゆかりの庭園です。
紅葉の季節にはモミジと池泉庭園の調和が美しく、訪れる人を魅了します。
園内には美術館や茶室もあり、芸術や茶道文化に触れることができます。
静かに紅葉を楽しみたい人にはおすすめの穴場スポットです。
紅葉シーズンには温泉と観光を組み合わせることで、より充実した旅の計画が立てられます。アクセスも比較的近いため、日程に余裕があれば立ち寄るとよいでしょう。
佐賀・紅葉の名所と見頃
佐賀には御船山楽園以外にも、秋の彩りを満喫できる名所があります。
大興善寺
見頃:11月中旬から下旬
基山町にある大興善寺は「西の高野山」とも呼ばれる古刹で、紅葉の名所として知られています。
境内には5000本を超えるモミジやカエデが植えられており、11月中旬から下旬にかけて境内が鮮やかに染まります。
夜間ライトアップも実施され、幻想的な雰囲気が広がります。
御船山楽園と併せて訪れる人も多い人気スポットです。
九年庵
見頃:11月中旬
神埼市にある九年庵は、国の名勝に指定された庭園で、毎年秋の9日間だけ一般公開されます。
明治時代に作られた苔むした庭園と紅葉のコントラストが美しく、多くの観光客で賑わいます。
見頃は11月中旬で、公開期間が短いため混雑が予想されます。
計画的に訪れることが大切です。
鳴滝公園
見頃:11月中旬から下旬
唐津市の鳴滝公園は、滝と紅葉が調和する景観で知られる自然公園です。
11月中旬から下旬にかけてモミジが見頃を迎え、滝の清らかな流れと紅葉がつくり出す風景は心を和ませます。
市街地からもアクセスしやすく、家族連れや散策目的の観光客に人気です。
御船山楽園から足を延ばす立ち寄り先としてもおすすめです。
これらの名所と御船山楽園を組み合わせれば、佐賀の紅葉を存分に堪能する旅行プランが完成します。それぞれの見頃は11月中旬から下旬に集中しているため、同じ時期に訪問できるのが魅力です。
まとめ:御船山楽園の紅葉シーズンと見頃のポイント
- 見頃は11月中旬から下旬がピーク
- 12月初旬までは紅葉を楽しめる
- 園内には約500本のモミジやイロハカエデがある
- 樹齢170年を超える大モミジが象徴的存在
- ツツジ谷では紅葉トンネルが広がる
- ひょうたん池では逆さ紅葉が見られる
- ふりむき坂は人気のビューポイント
- 15万坪の庭園全体が鮮やかに染まる
- 紅葉まつりは11月6日~12月7日に開催
- 夜は「たまゆらの夕べ」ライトアップを実施
- 約4万坪を照らす日本最大級のライトアップ規模
- 昼と夜で異なる紅葉景観を味わえる
- JR武雄温泉駅から無料シャトルバスあり
- 車利用は武雄北方ICから約10分と便利
- 宿泊者は入園無料で昼夜の紅葉を楽しめる