ひたち海浜公園は、四季折々の花々が楽しめる人気観光地ですが、実は雨の日でも魅力が満載です。
しっとりと濡れたネモフィラやアジサイは、晴れの日とは違った幻想的な美しさを見せてくれます。
また、プレジャーガーデンエリアには、雨でも利用可能な屋内アトラクションや屋根付きの乗り物が充実しています。
この記事では、ひたち海浜公園は雨でも楽しめるの?という方に向けて、雨の日の見どころや快適に楽しむ方法、アトラクションの種類、乗り物の料金情報などをわかりやすくご紹介します。
雨の日だからこそ味わえる魅力を、事前に知っておくことで、訪問がより充実したものになるはずです。
- 雨の日に映える花や景色の楽しみ方
- 雨天でも乗れるアトラクションと乗り物の種類
- 各乗り物の料金とフリーパスの活用方法
- 雨の日の快適な園内ルートと準備すべき持ち物
ひたち海浜公園 雨でも楽しめるスポット

- 雨の日でも見られる花や景色
- 雨のアトラクション選び
- 観覧車やトレインは雨でもOK
- お化け屋敷はある?
雨の日でも見られる花や景色
ひたち海浜公園では、雨の日でも楽しめる自然の景観があります。
特に、しっとりと濡れた花や木々は晴れの日とは異なる趣を感じさせてくれます。
湿った空気に包まれた園内では、葉や花びらに水滴がついて艶やかになり、写真映えする風景に出会えます。
代表的なスポットとしては、「記念の森レストハウス」周辺の木々や、「ひなの林」のアジサイが挙げられます。
アジサイの一種である「アナベル」は、雨に濡れることで白から緑へのグラデーションがより際立ち、落ち着いた美しさを楽しめます。
また、季節によっては雨の「みはらしの丘」でもネモフィラやコキアがしっとりとした雰囲気をまとい、幻想的な光景が広がります。
濡れた花が光を反射して真珠のように輝くこともあり、晴天時には味わえない魅力です。
ただし、足元がぬかるみやすいため、防水性のある靴やレインブーツで訪れるのがおすすめです。
季節によって楽しめる花は、こちらの「ひたち海浜公園 花カレンダーで知る春夏秋冬の花と見頃一覧」の記事で紹介しているので参考にしてください。

雨のアトラクション選び
ひたち海浜公園の「プレジャーガーデン」エリアには、雨天時でも利用できるアトラクションがいくつか用意されています。
天候に左右されにくい施設を選ぶことで、雨の日でも快適に遊べます。
たとえば、屋内型の「カード迷路 ぐるり森大冒険」は、雨に濡れずに楽しめる人気のアトラクションです。謎解きやバトル要素があり、子どもから大人まで夢中になれます。
また、「ハムスタンの4D・シアター」や「ゲームライド・スモッグ王国大冒険」などの屋内系も天候を気にせず楽しめます。
さらに、屋根のあるアーケードやカフェに近いアトラクションを選ぶと、移動時の濡れを最小限に抑えられます。
一方で、一部の屋外アトラクションは天候次第で運休する場合があるため、当日の運行情報を確認することも重要です。
観覧車やトレインは雨でもOK
ひたち海浜公園の「大観覧車ブルーアイズ」や「シーサイドトレイン」は、雨の日でも利用可能なアトラクションとしておすすめです。
観覧車は屋根付きのゴンドラ仕様となっており、多少の雨であれば快適に乗車できます。
頂上からは公園全体を見渡せ、雨に煙る風景が幻想的な雰囲気を演出します。
特に雨上がりには、水たまりに反射する花や木々の景色も見どころの一つです。
シーサイドトレインは屋根付きの乗り物で、園内をぐるりと周回します。体力に自信がない方や、濡れるのが心配な方にも安心です。
広い園内を効率的に移動できる手段としても便利で、雨の日の散策には非常に重宝します。
ただし、豪雨や強風時は安全上の理由から運休になることもあるため、スタッフの案内や公式情報をこまめにチェックしましょう。
お化け屋敷はある?
ひたち海浜公園には、いわゆる「お化け屋敷」という定番の施設は設けられていません。
ただし、期間限定のイベントや装飾演出で、お化け屋敷風の体験を提供する企画が実施されることがあります。
一方で、アトラクションの中には幻想的な演出を取り入れたものもあり、非日常感を味わえる点では「お化け屋敷的」な魅力に通じます。
特に「カード迷路 ぐるり森大冒険」は、暗がりの迷路やモンスターとのバトル演出があり、小さな子どもには少しドキドキする冒険型アトラクションとなっています。
また、雨の日の静かな園内を歩くことで、自然がつくり出す幽玄な雰囲気も「お化け屋敷」とは異なる形の非日常体験と言えるかもしれません。
静けさの中にある独特の緊張感やワクワク感を、ぜひ体感してみてください。
ひたち海浜公園 雨でも楽しめる乗り物情報

- ひたち海浜公園乗り物一覧と料金
- 乗り物フリーパスがお得
- アトラクション 人気ランキング
- アトラクションマップをチェック
ひたち海浜公園乗り物一覧と料金
ひたち海浜公園のプレジャーガーデンには約30種類のアトラクションがそろい、料金は100円から800円まで幅があります。
主なアトラクションと料金を一覧にまとめました。
アトラクション名 | 料金 | 雨天利用 |
---|---|---|
大観覧車ブルーアイズ | 600円 | ○ |
シーサイドトレイン | 600円/1日 | ○ |
SEAゴーランド | 300円 | ○ |
ガーデントレイン | 300円 | ○ |
シューティングライド「サラマンダー伝説」 | 400円 | ○ |
ドタバタVR旅行 | 800円 | ○ |
林間ジェットコースター | 600円 | △(小雨程度) |
カード迷路ぐるり森大冒険 | 500円 | ○ |
ハムスタンの4D・シアター | 500円 | ○ |
バルーンレース | 400円 | ○ |
バッテリーカー | 100円 | ○ |
未就学児の利用には身長・年齢制限や16歳以上の付き添いが必要な場合があります。
雨天でも運行する大観覧車やシューティングライドなどは、荒天を除き料金が変わりません。
現金のみの自動券売機が多いため、事前に小銭や千円札を用意しておくとスムーズです。
乗り物フリーパスがお得
1日中いろいろな乗り物に乗る予定なら「のりもの1日フリーパス」が便利です。
料金は3歳以上一律4,400円で、25機種以上が対象になります。
たとえば大観覧車・VR旅行・ジェットコースター・カード迷路を各2回ずつ利用すると合計5,900円相当になるため、半日で元が取れます。
- チケット購入の列に毎回並ばなくて済む
- 乗り直しが気軽で、待ち時間が短い雨の日ほど回数を稼ぎやすい
- コインアトラクションや一部ゲームコーナー、貸自転車は対象外
- 当日限り有効のため、悪天候で運休が増えると割高になる場合がある
前述の通り現金のみの券売機では取り扱いがないため、観覧車前の窓口かWebチケット「アソビュー!」で入手すると安心です。
アトラクション 人気ランキング
園の公式案内と利用者の声を参考に、雨天時でも比較的人気が高いアトラクションをまとめました。
- 大観覧車ブルーアイズ
- シーサイドトレイン
- カード迷路ぐるり森大冒険
- ドタバタVR旅行
- シューティングライド「サラマンダー伝説」
観覧車とトレインは家族連れに定番で、雨景色をゆったり眺められる点が評価されています。
カード迷路は屋内型で待ち時間が短く、謎解き要素がリピーターに好評です。
VR旅行は身長100cm以上であれば体験でき、臨場感の高さから若年層に人気があります。
サラマンダー伝説は全天候型シューティングで、友達同士の対戦が盛り上がるとの口コミが多いです。
アトラクションマップをチェック
効率良く回るには、入園ゲートでもらえる「プレジャーガーデンマップ」の確認が欠かせません。
マップにはアトラクションの場所に加え、屋根付き休憩所やレストラン、トイレがアイコンで示されています。
雨の日は移動距離を短縮しやすいルートを事前に決めておくと快適です。
スマートフォン派は公式サイトのPDF版をダウンロードしておくと、紙が濡れる心配がありません。
マップ上には「雨でも運行」「屋内型」といった注記があり、運休情報は入口の電光掲示板で随時更新されます。
天候が急変した場合は最寄りの屋内施設に避難しやすい導線を意識しておくと安心でしょう。
まとめ:ひたち海浜公園 雨でも楽しめるポイント
- 雨に濡れた花や木々がしっとりと美しく映える
- アナベルのアジサイは白から緑への色の変化が楽しめる
- 「記念の森レストハウス」周辺の景観が雨の日に映える
- 「みはらしの丘」では雨の日限定の幻想的な風景が見られる
- 屋内型の「カード迷路ぐるり森大冒険」は雨の日に最適
- 「ハムスタンの4D・シアター」は全天候対応のアトラクション
- 観覧車「ブルーアイズ」は雨でも乗れる人気アトラクション
- 屋根付きの「シーサイドトレイン」は雨天時の移動に便利
- アトラクションの多くが雨でも通常運行している
- 約30種類の乗り物があり、料金は100円〜800円で幅がある
- 乗り物フリーパスは4,400円で25機種以上が対象
- フリーパスは当日限り有効で、利用し放題でお得
- 雨天でも人気が高いアトラクションは屋内・全天候型が多い
- 園内マップで雨に強いルートを事前に確認しておくと安心
- 一部アトラクションは荒天時に運休するため注意が必要