東京都青梅市に位置する御岳山では、毎年約5万株ものレンゲショウマが群生し、全国有数のスポット。
この記事では、御岳山 レンゲショウマの開花状況や見頃の時期、みたけさんレンゲショウマまつり情報、アクセス方法などを詳しくご紹介します。
御岳山への訪問を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
- 御岳山でのレンゲショウマの見頃時期と開花傾向
- 開花状況の最新情報を確認する具体的な方法
- 開花数による見頃判断の基準と目安
- アクセス手段や周辺の観光スポットの情報
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御岳山 レンゲショウマの開花状況と見頃

- 見頃は8月中旬から下旬
- 最新の開花状況
- 開花数の目安と見頃の判断基準
- レンゲショウマの特徴と魅力
見頃は8月中旬から下旬
御岳山のレンゲショウマは、例年7月下旬から咲き始め、8月中旬から下旬にかけて見頃を迎えます。
これは富士峰園地北側斜面に広がる群生地で、標高が高く冷涼な気候が影響しているためです。
特に「見頃」とされるのは、開花数が3,000輪を超えた時点で、多くの花が一斉に咲きそろうため観賞に最適な状態になります。
ただし、気候や台風の影響により開花の進み具合が前後することがあります。
たとえば2024年は8月20日時点で3,179輪が開花し、ちょうど見頃を迎えていました。
このため、見頃に合わせて訪れる場合は、8月上旬から中旬にかけて最新情報をチェックするのがおすすめです。
最新の開花状況
御岳山のレンゲショウマ開花状況は、御岳山商店組合の発信する「開花数カレンダー」で確認できます。
開花数カレンダーでは、花の開花数を定期的にカウントして公開しています。
更新は主に水曜日と土曜日で、観光前に確認しておくと、現在の咲き具合を把握できます。
また、「御岳ビジターセンター」のSNSでも開花状況や現地の様子が随時投稿されています。
台風通過後や天候変化の情報も掲載されるため、タイミングを見てチェックするのが安心です。
ただし、スマートフォンの電波が弱い場所もあるため、事前にスクリーンショットなどで保存しておくと安心です。
開花数の目安と見頃の判断基準
御岳山では開花状況を「開花輪数」で数値化しており、それをもとに見頃かどうかの目安が立てられています。
開花輪数は、先ほど紹介した「開花数カレンダー」で確認できます。
以下が、みたけ山観光協会、御岳山商店組合、御岳登山鉄道の基準です。
- 500輪:探さないと見つからない程度
- 1,000輪:「咲き始め」とされる状態
- 1,500輪:「まあまあ咲いている」印象
- 2,000輪:ある程度の鑑賞に耐える
- 3,000輪:本格的な「見頃」
このように、数値による判断基準が明示されているため、観光の計画が立てやすいというメリットがあります。
一方で、開花数はあくまで目視によるカウントのため、個人の感覚に差が出る点には注意が必要です。
特に光の当たり方や時間帯によって、見え方に違いがある場合もあります。
レンゲショウマの特徴と魅力
レンゲショウマは、キンポウゲ科に属する日本特産の多年草で、「夏の妖精」とも称されるほどの可憐な花です。
花は淡紫色で、直径3〜4cmほどの下向きに咲く姿が特徴です。
花びらに見える部分はガクで、蓮の花を思わせる姿から「レンゲ(蓮華)」の名が付いています。
御岳山では約5万株が群生し、全国でも類を見ない規模です。
その魅力は、森林の中で静かに咲く可憐さと、群生による壮観さの両方を備えている点にあります。
さらに、富士峰園地の北斜面にあるため日差しが柔らかく、幻想的な写真が撮影できるスポットとしても人気があります。
御岳山 レンゲショウマの開花状況と見頃と楽しみ方

- みたけさんレンゲショウマまつりの開催概要
- アクセス方法
- 周辺の観光・施設情報
みたけさんレンゲショウマまつりの開催概要
みたけさんレンゲショウマまつりは、御岳山のレンゲショウマの見頃にあわせて毎年開催される恒例イベント。
このまつりでは、富士峰園地北側斜面に広がる約5万株のレンゲショウマが一斉に咲き誇り、訪れる人々を魅了します。
期間中は、薪神楽・オカリナコンサート・昆虫観察会など、自然と文化を楽しめるイベントも週末を中心に実施されます。
例えば、8月1日から31日までは、昨年の入賞作品を展示する「レンゲショウマ写真展」が鳥居前広場周辺で開催される予定です。
まつりの内容は家族連れでも楽しめるものが多く、夜間イベントもあるため、滞在時間を調整して訪れるのがおすすめです。
ただし、混雑が予想される土日祝日は、ケーブルカーや周辺施設の利用に時間がかかることもあるため、早めの行動が安心です。
アクセス方法
御岳山へのアクセスは、公共交通機関を利用すると比較的スムーズです。
JR青梅線の「御嶽駅」で下車し、西東京バス「ケーブル下行き」に乗車します。
バスで約10分の「滝本駅」で下車した後、御岳登山鉄道のケーブルカーに乗り換え、「御岳山駅」まで6分ほどで到着します。
レンゲショウマ群生地である富士峰園地は、「御岳山駅」から徒歩約2分と非常にアクセスしやすい場所にあります。
なお、SuicaなどのICカードはバスやケーブルカーで使用できますが、駅周辺ではチャージができないため、出発前のチャージを忘れないようにしましょう。
一方で、自家用車を利用する場合は、滝本駅の有料駐車場を利用しますが、ハイシーズンは満車になることもあるため、公共交通機関の利用が推奨されます。
御岳山周辺の観光・施設情報
御岳山周辺には、レンゲショウマの観賞だけでなく、歴史・自然・文化を楽しめるスポットが多数あります。
散策ついでに立ち寄れる場所も多いため、訪れる際は事前にルートや所要時間を確認しておくと、より充実した時間を過ごせます。
標高929mの山頂近くに鎮座する神社で、御岳山の象徴とも言える存在です。
山岳信仰の聖地として古くから崇敬を集め、現在でも多くの登山者や観光客が訪れています。
境内は広く、社殿からは関東平野を一望できる見晴らしの良さも魅力です。
また、犬連れの参拝が可能な「おいぬ様信仰」でも知られており、ペットの健康祈願を目的に訪れる方も少なくありません。
アクセスはケーブルカー「御岳山駅」から徒歩約25分ほどで、やや登り坂が続くため、歩きやすい靴で訪れるのがおすすめです。
自然や登山に関する最新情報を提供している施設です。
館内には季節ごとの動植物の展示や、登山道の状況、開花情報、ツキノワグマの目撃情報などが掲示されています。
レンゲショウマの情報もここで得られることが多く、初めて御岳山を訪れる人にとっては、出発前に立ち寄っておきたい拠点です。
開館時間は9:00〜16:30(月曜休館)で、館内に給水可能な水道もあるため、熱中症対策としても活用できます。
御岳山の代表的な花スポットであり、約5万株のレンゲショウマが北斜面に広がっています。
ケーブルカー「御岳山駅」から徒歩約2分というアクセスの良さも魅力です。
開花時期にはフォトグラファーや観光客で賑わい、写真展やガイドツアーなどのイベントも開催されます。
散策路は整備されていますが、道幅が狭いため9時〜15時の間は三脚の使用が制限されています。
ケーブルカーの終着点「御岳山駅」を降りてすぐにある展望スポットです。
晴れた日には関東平野を一望でき、運が良ければ東京スカイツリーまで見えることもあります。
大展望台はベンチもある休憩スポットとして人気があり、ハイキングの途中で立ち寄るのにも最適です。
自然の風を感じながらのんびりと景色を楽しめる場所として、多くの登山客が足を止めます。
御岳山 レンゲショウマの開花状況と見頃のポイント
- 例年7月下旬から開花し、8月中旬〜下旬が見頃
- 開花数3,000輪を超えると見頃とされる
- 富士峰園地北側斜面が主な群生地
- 気候や台風により見頃は前後する
- 開花状況は公式サイトやSNSで確認できる
- 開花数は毎週水曜・土曜に更新される
- 開花目安は数値で段階的に提示されている
- 数値は目視カウントであり参考的な扱い
- レンゲショウマは日本特産の多年草である
- 花は淡紫色で下向きに咲く可憐な姿が特徴
- 約5万株が群生する日本最大規模の花園
- 三脚の使用は9時〜15時の間で制限される
- まつり期間中は週末にイベントが開催される
- アクセスは公共交通機関が便利で混雑も回避しやすい
- 周辺には神社・展望台・観光施設も多数点在する