西日本最大級とも言われる佐用町南光ひまわり畑では、毎年約66万本ものひまわりが咲き誇ります。
この記事では、佐用町内4地区のひまわり畑の開花状況や見頃、アクセス方法などを詳しくまとめています。
夏の予定を立てる際にぜひお役立てください。
- 各地区ごとのひまわりの開花時期と見頃
- 南光ひまわり畑を含む全体の栽培本数と特徴
- イベントや迷路、花火などの開催スケジュール
- アクセス方法や駐車場、シャトルバスの情報
佐用町ひまわりの開花状況と見頃

- 地区ごとの開花状況をチェック
- いつ頃見頃?
- ひまわり公園は何時から何時まで?
- ひまわりは何本咲くのか?
- ひまわり迷路の楽しみ方
地区ごとの開花状況をチェック
開花状況は天候や生育状況によって前後することがあるため、佐用町役場の最新情報を確認するのが安心です。
佐用町では、ひまわりの見頃を長く楽しめるように、開花時期を地区ごとにずらして設定しています。
参考に2025年の開園予定をまとめました。
- 林崎地区:7月19日(土)~7月26日(土)
- 東徳久地区:7月27日(日)~8月3日(日)
- 漆野・本村地区:8月4日(月)~8月10日(日)
- 漆野・段地区:8月7日(木)~8月13日(水)
このように、7月中旬から8月中旬まで順番に開園するため、訪れる時期に応じて異なるひまわり畑の景観を楽しめます。
各地区では、栽培面積や本数も異なります。
例えば、林崎地区では約24万本、東徳久地区では約22万本と規模が大きく、見応えがあります。
一方、漆野地区は本数がやや少なめですが、自然に囲まれた静かな雰囲気で写真撮影に人気です。
いつ頃見頃?
佐用町のひまわりの見頃は、7月中旬から8月中旬にかけてです。
地区ごとに開花時期が異なるため、およそ1か月間にわたってどこかのひまわり畑が見頃を迎えています。
- 林崎地区:7月中旬
- 東徳久地区:7月下旬
- 漆野・本村・段地区:8月上旬
このように、ひとつの町で長期間楽しめるのは、種まきの時期をずらしているからです。それぞれの時期で異なる景色が広がり、何度訪れても飽きることがありません。
また、各地区で栽培されているひまわりは、主に搾油用の品種「P63HE60」。花の大きさや高さがあるため、写真撮影や散策にも適しています。
見頃のピークを正確に知りたい場合は、公式サイトやSNSで更新される開花情報をチェックするのが確実です。
特に天候の影響で早まる・遅れる年もあるため、事前確認は欠かせません。
ひまわり公園は何時から何時まで?
佐用町のひまわり畑は、すべての地区で開園時間が統一されており、午前8時30分から午後5時までとなっています。
この時間帯に入園することで、安全にかつ快適に観賞できます。
開園時間が統一されているのは、観光客の集中を避けつつ、スタッフによる管理や交通誘導を円滑に行うためです。また、日中の明るい時間帯に観賞できるようにすることで、花の色や規模をよりしっかりと楽しめる工夫でもあります。
具体的な場所では、林崎地区・東徳久地区・漆野地区(本村・段)のすべてが同じ時間帯で開園しています。
入園は午後5時までで締め切られるため、夕方に訪れる際は注意が必要です。
また、夏場は気温が高くなるため、午前中の早い時間に訪れると、比較的涼しい環境で観賞できるというメリットもあります。
ひまわりは何本咲くのか?
佐用町では、毎年およそ66万本以上のひまわりが栽培されています。
地区ごとに本数や面積が異なり、それぞれのエリアで異なるスケール感を楽しめます。
具体的には、林崎地区が約24万本(4.7ha)、東徳久地区が約22万本(4.4ha)、漆野・段地区が約12万本(2.3ha)、漆野・本村地区が約9万本(1.7ha)となっています。
合計すると、約13ヘクタールの広大な敷地に66万本以上のひまわりが咲き誇ります。
各エリアでは、主に搾油用の品種「P63HE60」が栽培されており、整然と並んだ姿は圧巻です。
一面に広がる黄色のじゅうたんは、訪れる人々に強いインパクトを与え、夏の風物詩として親しまれています。
なお、開花本数はその年の気候や栽培状況によって多少前後することがあります。
訪問時期によっては、満開のタイミングを外す可能性もあるため、事前に各地区の開花情報をチェックするのがおすすめです。
ひまわり迷路の楽しみ方
佐用町の名物のひとつが「ひまわり迷路」です。
特に林崎地区と東徳久地区で設置されており、子どもから大人まで幅広く楽しめるアクティビティとして人気です。
この迷路は、背の高いひまわりを利用して作られており、実際に入ると外からは想像できないほど本格的です。
通路はビニールテープなどで仕切られ、見通しがきかないため、方向感覚を頼りに進む必要があります。
ひまわり迷路の楽しみ方は、単なるゲーム以上の魅力があります。
迷路の途中で立ち止まって花を観賞したり、写真を撮影したりすることで、ひまわり畑をより立体的に体感できます。また、子どもたちにとっては探検気分を味わえる絶好のスポットです。
ただし、注意点もあります。足元は土の地面で、雨の翌日などはぬかるみやすくなっています。
歩きやすい靴と、汚れても気にならない服装で挑戦することをおすすめします。
暑さ対策も忘れず、帽子や水分補給をしながら安全に楽しんでください。
佐用町ひまわりの開花状況と楽しみ方

- 佐用町南光ひまわり祭りの開催情報
- 南光ひまわり畑へのアクセス
- 駐車場情報と利用時の注意点
- 無料シャトルバスの運行スケジュール
佐用町南光ひまわり祭りの開催情報
佐用町南光ひまわり祭りは、南光スポーツ公園周辺で開催されます。
期間中は物産販売やひまわり迷路、アート田んぼなど多彩なイベントが楽しめます。
祭りの目玉は最終日の花火大会で、8月3日20時から約800発の打ち上げ花火が夜空を彩ります。
昼間はひまわり畑を満喫し、夜は花火で締めくくる充実したスケジュールです。
また、地域ごとに世界のひまわり園や工作コーナーなどユニークな体験ブースがあるため、家族連れや友人との訪問にもぴったりです。
ただし、混雑が予想されるため、早めの来場と体調管理を心掛けましょう。
南光ひまわり畑へのアクセス
南光ひまわり畑へは以下のアクセス方法があります。
林崎地区・東徳久地区へのアクセス
- 車利用
- 中国自動車道 「佐用IC」から約10分
- 中国自動車道 「山崎IC」から約30分
- 播磨自動車道 「播磨新宮IC」から約15分
- ナビ設定:兵庫県佐用郡佐用町林崎839(南光スポーツ公園)
- 公共交通機関利用
- JR姫新線「播磨徳久駅」から徒歩約30分・タクシー約5分
漆野(段・本村)地区へのアクセス
- 車利用
- 中国自動車道 「佐用IC」から約15分
- 中国自動車道 「山崎IC」から約25分
- 播磨自動車道 「播磨新宮IC」から約20分
- ナビ設定:兵庫県佐用郡佐用町漆野48-2(漆野公民館)
- 公共交通機関利用
- JR姫新線「播磨徳久駅」からタクシー約10分
- 中国ハイウェイバス「南光バス停」下車 徒歩約10分
駐車場情報と利用時の注意点
南光ひまわり畑周辺には複数の駐車場が用意されています。
- 林崎・東徳久地区:南光スポーツ公園の特設駐車場約700台、普通車は500円、バスは2,000円です。
- 漆野・本村・段地区:駐車場は約30台(本村)および約20台(段地区)で、無料で利用できますが台数が限られています。
このように、林崎・東徳久地区は広く有料、漆野地区は小規模で無料ながら混雑時に閉鎖の可能性があります。
漆野地区を訪れる場合は、満車になる前に早めに行くか、公共交通の利用を検討しましょう。
また、バスの駐車はできず、道路上での乗降は法律で禁止されているため、利用する際は警備員の指示に従ってください。
無料シャトルバスの運行スケジュール
無料シャトルバスは、ひまわり祭り期間中の土日祝日限定で、JR「播磨徳久駅」と「南光スポーツ公園会場」間を運行します。
時刻表の詳細は公式サイトで発表されますが、概ね始発が朝8時30分、最終便は夕方5時頃まで運行しています。
電車の到着時間に合わせて便が設定されており、混雑時でも安心です。
このシャトルバスを使えば駐車の心配なく会場までアクセスでき、特に車を持たない来場者や、公共交通を好む方にとって非常に便利です。
ただし、乗車にはかなりの待ち時間が発生する可能性があるため、乗り場には余裕をもって出向くことをおすすめします。
まとめ:佐用町ひまわり開花状況のポイント
- 開花時期は7月中旬から8月中旬まで
- 地区ごとに時期をずらして開園している
- 林崎地区は7月19日〜7月26日に開園
- 東徳久地区は7月27日〜8月3日に開園
- 漆野・本村地区は8月4日〜8月10日に開園
- 漆野・段地区は8月7日〜8月13日に開園
- 栽培されているひまわりは搾油用の「P63HE60」品種
- 総栽培本数は約66万本にのぼる
- 林崎地区では約24万本のひまわりが見られる
- 開園時間は全地区共通で8時30分〜17時
- 見頃のピークは地区ごとに異なるが7月中旬〜8月上旬が中心
- 東徳久・林崎地区には大規模な有料駐車場がある
- 漆野地区は無料だが駐車台数が限られている
- 週末には無料シャトルバスが播磨徳久駅から運行される
- 林崎・東徳久地区ではひまわり迷路も設置されている